人間関係で悩んでいるあなたへ
「この方法は私の場合であり、家族関係の改善方法は
人それぞれ異なります。まずは家族内での
コミュニケーションを大切にすることをおすすめします」
この記事は私の個人的な体験談です。家族関係の改善方法は
人それぞれ異なります。深刻な問題がある場合は、
専門家にご相談することをおすすめします。
人間関係って難しい。
そう悩んでいる方は、いませんか?
私も以前は、人間関係についてとても悩んでいましたが、今はあまり悩んでいませんよ。
それは、私が人間に対して、物の見方を変えたことがきっかけでした。
今回は、人間関係で悩んでいるあなたへ、少しでも力になれたらと思い、この記事を書きたいと思います。
まず、私は小さい子供のころから母親という人物に対して、とても悩んでいました。
私の母親は、自分の考えを強く持っていて、私とは、大きく価値観が異なっていました。
私が小さい頃の子供のころの話ですが、例えば、入浴は3日に1回。テレビゲームは1日1時間まで。将来就く仕事は公務員がいい。など、私の人生をいろいろ決めつけられる人生でした。
真夏のとても暑い日に汗を大量にかいても、入浴は3日に1日というルールを必ず守らされていました。
当然のように、当時の私は汗臭くて、周りの友達から「汗臭い」と言われていました。
それでも私の母親は、ルールを変えることなく、毎日入浴を私にさせませんでした。
また、テレビゲームは1日1時間までというルールもとても厳しく、1時間を過ぎてもゲームをするとテレビの電源を母親に切られていました。
まだ小学低学年生の私に、将来なる仕事は、公務員がいいと言われ続けて、当時の私の将来の夢は、公務員になるということでした。
別に公務員を否定しているわけではありません。
ただ、私の将来の人生を母親に決められてしまうということが屈辱でした。
そんな幼少期を過ごした私は、高校生になると母親への不満が、一気に爆発してしまいました。
なぜ、毎日シャワーを浴びてはいけないのか?なぜ母親に物事を決められなければいけないのか?そう思い、私は自分のことは、自分で決めるという考えが非常に強い人間となりました。
当然のごとく、そんな私と母親の人間関係はうまくいかず、お互い、衝突し合いました。
毎日、シャワーを浴びる私に激しく叱責してくる母親。
将来、プロボクサーになるんだという私を大反対してくる母親。
洗濯物をまとめて一気に洗濯機に突っ込んで洗う私を止めてくる母親。
毎日、私と母親との衝突の毎日でした。
そして、お互いもうこれ以上は、一緒に暮らすことができない。
そう考えた私は、21歳の時に実家を出て地元青森から上京しました。
お互い離れて暮らすことが、お互いのためだ。そう考えたのです。
あれから月日が流れて、私は今現在36歳になりました。
今考えると、母親は私のことを心配してくれていたんだなと思います。
私が幼少期のころ、体があまり強くなくて、しょっちゅう熱を出していました。
毎日、シャワーを浴びると風邪をひきやすくなるため、入浴は3日に1回と決めてくれていた母親。
私の視力がこれ以上悪くならないようにと時間制限をしてゲームをさせてくれていた母親。
私の将来を考えてくれて、公務員になりなさいと言っていた母親。
洗濯物を一気に洗わせてくれなかった理由は、今でもわかりませんが。
とにかく、私が一人暮らしをしてみて、母親が私の心配をしてくれていたんだなと気づかされました。
今でも母親と一緒に生活してくことは、お互いストレスになるためできませんが、1か月に1回は、電話をしているようにはしています。
私はパニック障害の広場恐怖を今でも克服できずにいるために、駅に一人で行くことができないため、もう13年も地元に帰っていません。と言いますか、帰ることができません。
今年で母親も70歳となりましたが、生きているうちにまた会いたいものですね。
実は、私の母親もパニック障害を患っています。私と違い、母親は、広場恐怖ではありませんが。
私は今では、母親に感謝をしています。
一人暮らしをしてみて、相手の立場に立って物事を見てみるという物の見方ができるようになりました。そのおかげで、今まで煩わしい人と思っていた人物に対して、感謝の気持ちを持つことができたのです。
自分から目線だけではなく、相手の目線でも物事を見てみる。そうすることで、人間関係を今以上に良好にすることができるかもしれませんね。
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