ボクシングの練習について
初心者からボクシングの練習に取り組むコツ
私は16歳からボクシングの練習を2年半ほど、行っておりました。残念ながら私は、子供のころから視力が悪くて、プロにはなることができませんでしたが、私のボクシングの実力は、プロテストに受かるものぐらいまでは、身に付けることができました。まあ、今現在私は36歳で、もう18年ほど前の話ですが。
そんな、経験をもとに、初心者からでもプロテスト合格までの練習方法を私なりに、解説していきたいと思います。
ボクシング練習の大きな2本柱
まず、ボクシングでプロテストに受かるためには、主にこの二つが必要だと私は思います。
- 体を作るトレーニング
- ボクシングのスキルを身に付けるトレーニング
では、一つ一つ解説させてください。
1.体を作るトレーニング
まず、体を作る練習ですが、走り込みと筋トレです。
走り込みでスタミナを付ける
ボクサーは、スタミナが無ければ話になりませんね。スタミナをつけるためには、まずは、ひたすら走ってください。一日で約10キロ、時間は1時間かからない程度で走りましょう。これを続けていくと、基本のスタミナが身に付きますよ。
また、瞬発力を鍛えるために、ダッシュ系の走り込みも必要です。効率が良いダッシュは、坂道を全力疾走する走り込みですね。この2つを行えば走り込みに関しては、まあ大丈夫でしょう。
体重を管理する筋トレ
次に筋トレです。筋トレは、少しやり方が難しいです。といいますのも、ボクシングは体重制限があるために、筋トレをしすぎて体重が、増えすぎると困ってしまうからです。ですので、体重が増えすぎない程度に、筋トレをし、筋肉質の体にしなければいけませんね。
では、どういう筋トレをすればいいのか?答えは、主に自重トレーニングの筋トレです。
要は、マシンを使用した、ウエイトトレーニングではなく、腕立て伏せや腹筋、背筋、スクワットなどを自分の体重だけで負荷を変えて行うことです。マシンを使用してもいいのですが、あまりウエイトを重くしてトレーニングしてしまうと、筋肉が大きくなりすぎて体重が増えてしまいますので、私的には、地道に自重筋トレだけでいいと思います。
ちなみに私は、腕立て伏せ30回、腹筋30回、背筋30回、スクワット30回、これらを一周間に3日ほど行い、それぞれの回数を徐々に増やしていき、半年後には一日で500回まで行っておりました。ここまで回数をやる必要はありませんが、ここまでできればボクシングのきつい練習にも取り組める体になりますね。
2.ボクシングのスキルを身に付けるトレーニング
次に、ボクシングのスキルを身に付けるための練習ですが、まずは構えを習ってください。右利き、左利きで構えが反対になりますので、やりやすいほうでいいかと思います。
次は、フットワークですね。フットワークは、ボクシングの基本練習ですので、地味な練習ですが、毎日のように行ってください。
そして、次にシャドーボクシングです。シャドーは全身の力を抜き、両腕の脇を締めて、スピードを大事に行ってください。私の場合は、慣れてきたら手首に片方500グラムの重りを付けてシャドーボクシングをしておりましたが。これを行うことにより、パンチのスピードが格段に上がりました。
次にミット打ちです。ミット打ちは、パンチのコンビネーションや、パンチのスピード、的確に相手の急所を射抜く練習などになりますね。
サンドバック打ちも大事です。サンドバックは、パンチ力を身に付けるために大きいサンドバックに思いっきりよくパンチを打ち込んでいきましょう。
次にスパーリングですが、いきなりスパーリングをすると、たぶんボコボコにされます。ですので最初は、マスボクシングというパンチを軽く当てるスパーリングのようなものを行ってください。そうすると、徐々にパンチに慣れてきて、殴られてもあまり怖くないようになります。
最後に
最後にクールダウンをしておしまい。このような一日の練習をしていき、一般的に2年半もあればプロテストに合格できると思います。
これが私が考えるボクシングの練習ですね。
最後に、ボクシングの練習は、筋肉痛がとても激しく、殴られるため、精神的にとてもきついですが、楽しいこともあります。ですのであきらめずに取り組んでみてください。
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