M-1審査員を降りた富澤たけしの「潔すぎる理由」! 「若い人のネタがわかんない」発言の裏にある、お笑い界への深い愛

先日、25日に放送されたラジオ番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』(ニッポン放送)で、メインパーソナリティを務めるサンドウィッチマンの富澤たけしさんと伊達みきおさんが、非常に興味深い話題について語りました。 ゲストはお笑いコンビのEXITのお二人。 兼近大樹さんのストレートな質問がきっかけで、富澤さんが2024年に辞退を表明した**『M-1グランプリ』審査員**についての本音が明かされたのです。

長年M-1ファンを熱狂させ、的確かつ愛情あふれるコメントで、出場者を支えてきた富澤さん。 彼の審査員辞退は、多くの視聴者に驚きと寂しさをもたらしました。 「富澤さんの『ちょっと何言ってるか分からない』が聞けなくなるのは寂しい」といった声も聞かれるほど、その存在感は絶大でした。

なぜ、富澤さんは審査員という大役を降りたのか? その理由には、富澤さんの優しさと、お笑い界全体の未来を見据えた、深い思慮が込められていました。

1. 兼近大樹の「直球すぎる」質問に富澤たけしが答えた本音

番組にゲスト出演したEXITのりんたろー。 さんと兼近大樹さん。 リスナーから寄せられた「普段なかなか聞けない、お互いに聞いてみたいこと」というテーマに対し、兼近さんが放った質問は、一発目から核心を突くものでした。

「俺はまず、なんで『M−1』の審査員を降りたのかっていうところを(聞きたい)」

この大胆でストレートな問いに、相方のりんたろー。 さんが思わず「結構いくね、お前」と驚きの声を上げるほど。 しかし、この直球質問こそ、多くの視聴者や若手芸人が富澤さんに聞きたかったことでしょう。

誰もが聞きたかった質問に対し、富澤さんは飾らない言葉で、その真意を語り始めました。 彼の回答は、大きく二つの理由に集約されます。

2. M-1審査員を辞退した二つの理由

富澤さんが語った審査員辞退の理由には、彼の「お笑い界への貢献」と「自己評価の客観性」が強く反映されていました。

理由①:審査員は「ちょこちょこ変わった方がいい」

一つ目は、「単純に審査員って、ちょこちょこ変わった方がいいな。いろんな人がやったほうがいいなっていうの」という、お笑い賞レースに対する公正な考え方でした。

M-1グランプリは、その年の「最も面白い漫才師」を決める大会です。 審査員が長年固定されると、審査基準や評価の視点が偏ってしまう可能性があります。 富澤さんは、自身の基準が絶対的になることを避け、より多角的な視点や、新しい価値観を持った審査員が加わることで、大会が新鮮さを保ち、さらに進化していくべきだと考えているのでしょう。 これは、M-1という大会、ひいてはお笑い界全体の健全な発展を願う、審査員経験者としての責任感の表れと言えます。

理由②:「若い人のネタがわかんなくなってきてる」

二つ目の理由は、さらに富澤さんの謙虚さと正直さを物語っています。 それは、「やっぱりちょっと若い人のネタがわかんなくなってきてるっていう部分もある」という、潔すぎる告白でした。

70年代、80年代のカルチャーを知り、ベテランの域に達した富澤さんにとって、現代の若者が生み出す最新のトレンドや価値観に基づいた漫才は、時に理解の範疇を超えることがある。 これは、決してネガティブな意味ではなく、**「自分がわからないものを正しく評価して、彼らの未来を左右してはいけない」**という、審査員としての責任感からくる判断です。

この発言は、富澤さんの「謙虚さ」と「客観性」を象徴しています。 自分の経験や好みだけで評価を下すのではなく、**「わからないものはわからない」**と正直に認め、若い世代の漫才を評価する場所を、より新しい感性を持った人たちに譲るという判断は、最高にプロフェッショナルな姿勢と言えるでしょう。

3. 今後の目標は「後進を導く動き」

審査席を離れた富澤さんが、今後の展望についても語ってくれたのは、心強い限りでした。

富澤さんは、「だから俺は、これからなるべく誰かを引っ張り込むというか、『やってくださいよ』つって、先輩なりなんなりを審査員に持ってくる動きをしていきたい」と、**「審査員をリクルートする」**という、新たな役割に意欲を見せました。

これは、自身が第一線で審査を担うことから一歩退き、**「審査員という大役を任せられる、適任な人材を発掘・推薦していく」**という、お笑い界の「裏方」としての貢献にシフトしていくことを意味します。 この発言からも、富澤さんがM-1という大会、そしてお笑い界全体を深く愛し、その成長のために自分ができることを常に考えていることが伝わってきます。

4. EXIT兼近と伊達みきおの笑えるやり取り

ラジオの最後には、EXITの兼近さんと伊達みきおさんの間で、サンドウィッチマンらしいユーモラスなやり取りもありました。

兼近さんが富澤さんに「いつか僕らが決勝に行って、見せたいなと思ってたんですよね」とM-1への夢を語ると、伊達さんが「もう出れないでしょ?」と訝しむ一言。 しかし、兼近さんは「いやいや、あと7回出れますよ。結成は2017、8(年)とかなんで」と、ピンでの芸歴が長くてもコンビ歴は短いため、出場資格がまだ残っていることを明かしました。 これには富澤さんも「全然出れるな」と笑っていました。

M-1の出場資格は、結成15年以内。 兼近さんの発言は、自分たちがまだ挑戦者であることを再認識させると同時に、富澤さんの審査員辞退という少し感傷的になりそうな話題を、明るい笑いで締めくくってくれました。

5. 「辞める理由」にこそ滲み出る富澤たけしの品格

M-1審査員という、お笑い界で最も栄誉あるポジションの一つを辞退した富澤たけしさん。 その理由は、自分の人気や立場を守るためではなく、**「大会の公正さ」と「若手へのリスペクト」**という、極めてプロフェッショナルで潔いものでした。

「若い人のネタがわからなくなってきた」という正直な自己評価は、一見ネガティブに聞こえますが、実際は**「わからないのに、わかったフリをして彼らの人生を左右することはできない」**という、誠実さの裏返しです。

審査席から身を引いても、後進の育成や新たな審査員の選定に貢献しようという富澤さんの姿勢は、彼が単なる「面白い芸人」ではなく、「お笑い界の牽引者」であることを改めて示しています。 これからもサンドウィッチマンとして、そしてお笑い界のベテランとして、彼がどのような貢献をしていくのか、注目していきたいですね。

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